彷徨って彷徨って、また彷徨う。諦めなかった人にしか光は射さないと信じて彷徨い続ける
最近の更新で「今の会社を退職したい」ことについて触れました。
誰も同じ問題にぶち当たりますが、
「それで辞めたあとはどうするの?」
3億円の宝くじに当たったわけでもなく、実家が資産家というわけでもない。でも衣食住に不自由しない位の生活レベルは欲しい。
結局辞めた後の不安で、辞めたいけど辞められない人がたくさんいます。皆それぞれ持っているスキルや家庭環境、年齢、その他色々違います。なので一概に言えることではないかもしれませんが、私の現在の状況を参考に「転職」についての考えを書きます。
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きっかけは同僚からの転職相談
先日にそんなに親しいわけでもない同僚から、「実はちょっと転職を考えてる」という相談というか雑談をされました。どこまで本気なのかはわかりませんが、彼には動機がありました。
彼は最近今の職場に異動してきたのですが、通勤距離が半端なく遠いのです。私も去年に今の職場に異動してきた時は同じことでイライラしていました。以前の職場と比べて1時間も遠くなり、往復で毎日3時間もかかっていました。
彼の場合はさらにその上をいき、車通勤でなんと片道40キロ弱あるのです。郊外で暮らしている方ならそんなに驚かないかもしれませんが、割と都会にある職場なので、通勤タイムの渋滞が酷くて、それを避けるために朝早くに家を出ないといけないのです。
そして彼にはもう一つ同情する点があります。
うちの会社では転勤があるのとないのとで給料体系を自分で選べる制度が何年か前にできました。
簡単に違いを書きますと、
給料 転勤ありを100%だとした場合、無しは85%~90%
業務内容 まったく同じ
通勤距離上限 詳細は覚えていないが、転勤ありのほうが10キロほど遠い
だいたいこんなものです。うちの会社は通年人手不足なので、どうしてもやりくりできなくてたまに転勤が発生します。この制度ができるまではほとんど転勤はなく、稀に発生する場合は事前に本人の希望を確認していたみたいです。断ることもできたようです。
しかし会社が成長していくのにつれ、だんだん人事のやりくりが難しくなってきて、会社命令で転勤がしやすいように今の制度ができました。
表向きはそうなっていますが、人件費を抑えるのと、人事に嫌われた人への嫌がらせ、の意味合いもあるのではないかと勘ぐっています。
少し話が逸れてしまいました。
同僚の彼は、転勤無しの給料体制を選んでいます。彼にはまだ1歳の子供がいて、多少給料が少なくても家庭の時間を優先したかったようです。
それなのに規定の通勤距離ぎりぎりの職場に異動になってしまって、すっかり今の会社に対して不信感を持ったようです。その勢いもあって、「転職したい」となったみたいです。
会社に依存する危うさ
同僚の彼は今の会社に対する不信感で転職を考えています。このパターンの人はけっこう多いのではないでしょうか。
私が去年に転職を考えるようになったきっかけも会社に対する不信感でした。勢いで退職寸前までいきましたが、当時の上司に慰留されたのと、退職したあとのことをまったく考えていなかったため、ひとまず踏みとどまりました。
しかし、この会社でこれからも頑張ろうという気持ちはもうまったくなく、ひたすら退職した後の計画をしていました。
この間に私は、「会社に依存する危うさ」について真剣に考えました。
私は入社して以来毎日頑張って働きました。うつ病になったこともありました。頑張りと能力を認められて良い評価をもらったり、上司との関係もずっと良好でした。でも突然、(私からすると)裏切られたような気分になる辞令や指示が会社から来ます。
当たり前の話かもしれませんが、会社は私のためにあるわけではないのです。私の都合で動いたりしません。ということを私は身に染みて感じました。
だから同僚の彼が会社に対して文句を言う気持ちはわかりますが、何かお門違いだとも思います。会社がルールを守っている以上どうしようもないです。私たちの都合に合わせてくれるなんて思ってるほうがどうかしています。所詮ただの駒なんだから。
大事なのは、それを理解した上で自分に何ができるか、何をするかです。
会社に依存しない生き方を目指す
転職といっても、どこの会社に入っても同じことの繰り返しではないかという思いがあります。会社に合わせて生きることを納得することができないのであれば、どこに行っても同じです。嫌ならば、自分で何かをやる以外にないです。
私は今30歳です。この年でこのことに気づいたのは本当によかったと思っています。もし運よくぬくぬくと今の会社で不満なく働いて、50歳の時にそんな経験をしたら、会社を辞めたくてもできない状態で、諦めて毎日もやもやして出勤する羽目になっていたことでしょう。
とはいっても、今の私に何ができるのでしょうか?今の業務に関するスキルはそれなりにあるが、業界から離れたら一文にもなりません。新しい知識や経験を身につけて生きるしかないです。
結局はやるかやらないか
私がぼんやりとイメージしているのは、投資とアフィリエイトの両立です。
決して投資とアフィリエイトをなめているわけではありません。
投資に関してはなんやかんやで歴が10年近くになり、その間にバカみたいなことやって大損をしたこともありました。最近になってやっと光が見えてきました。私は投資に投入できる資金は多くないので、投資だけでは生活できません。いずれはと、目標にしていますが、当面は別の方法で生活費を稼がねばなりません。
もう会社勤めしないとなると方法はかなり限定されます。起業して何かをやるスキルも資金も今はありません。そこで、真剣にやってみようと考えているのがアフィリエイトです。
アフィリエイトの存在そのものはわりと昔から知ってはいました。頑張って何千円稼ぐ位なら何とかできるかもしれないとは思っていましたが、アフィリエイトだけで生計を立てるなんてとても無理なことと思っていました。
しかし最近アフィリエイトについて色々調べていたら、もしかしたらそこに光があるのではないかと感じています。
私が今している仕事は、通勤時間も含めるとだいたい1日12時間かかっています。例えば1日12時間をアフィリエイトに使ったらなんとなるのではないかと思っているわけです。(これも錯覚ですが)毎月給料が振り込まれる安心感はないけど、不安要素もたくさんあるけど、必死にやってみる価値はあると感じています。
数知れないほどの人が参入しては撤退していく世界のようですから、甘くはないのは確かでしょう。簡単に稼げるならみんなやってるわけですから。
みんなやろうとしてできなかった理由の一つは、結果が出るまで継続できないことにあると考えています。成功しているアフィリエイターの方々を見ると、結果が出るまで最低でも半年から1年かかることが多いようです。半年間毎日10時間作業してもまったく給料がない可能性があるわけです。そこで心が折れる人が多いでしょう。結果が出るまでやり続けるんだ、という覚悟がないととても成功しそうにありません。
正直私もその覚悟ができるいるとはいえません。なので今は仕事しながらあれこれと調べて試しての繰り返しをしています。でもそれでは、時間の制限と気持ちの甘えもあってか余り捗りません。やはりさっさと退路を断つべきなのかと。
とそんなこんなで今日も彷徨い続けているのありました。