ウィルパワーをコントロールできれば人生がよくなる?!
「ウィルパワー」をご存じですか?
聞きなれない単語かもしれませんが、近頃メジャーになりつつある言葉、考え方です。
この記事では「ウィルパワー」ついて伝えたいと思います。
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ウィルパワーって何?
ウィルパワーとは、心理学者のロイ・バウマイスターが提唱した考え方のことです。
意志力、意識力、自制力といった意味があります。
考え方としては、ウィルパワー(意志力や自制力)は無限ではなく、使えば消費するものである。
自分の持っているウィルパワーをうまくコントロールして使うことで、日々の判断が正しくできたり、継続することができたり、結果として人生がうまくいくようになります。
ウィルパワーが減る原因は?
物事を判断したり、考えたりすることでウィルパワーが消費されます。
例えば、勉強した後は、頭使ったわー、疲れたなー、となりますね?
それがウィルパワーを消費した状態です。
仕事中の会議であったり、客対応であったり、簡単に言い換えれば、
頭を使うことやストレスでウィルパワーが減ります。
なので、仕事や学校の日はあちこちに減る要素が満載です。
ウィルパワーが減るとどうなる?
ウィルパワーが減る(なくなる)と、自制の力がなくなって、我慢できなくなってしまいます。誘惑に負けやすくなります。
例えば、ダイエットしているのに、仕事が終わったあとは必要以上に食べたり、
勉強しなきゃって思ってるけどついついどうでもいいことで時間をつぶしたり。
ウィルパワーが減った状態だと、選ぶべき行動を選ばないで、誘惑に負けてよくない選択をしてしまうことが増えます。
頭を使うことは、ウィルパワーが減った状態の午後や夜に残さないで、ウィルパワーがまだいっぱいある午前中にやったほうが良い判断ができるでしょう。
ウィルパワーを回復する方法
ウィルパワーを回復するためには睡眠が必要です。
睡眠で回復しているから、午前中はウィルパワーがいっぱいで頭が働くのです。
なので、
短時間の昼寝をすることによってウィルパワーを回復するのが効果的です。
20分の昼寝は3時間の睡眠に匹敵するといわれています。
仕事が忙しくて昼休憩を削る会社員も多いかと思いますが、昼寝することによって午後のパフォーマンスが上がるであれば、試してみる価値はあると思います。
もう一つの方法は、糖分の補給です。
疲れている時は甘いものが良い、とよく言います。
ブドウ糖ということになりますが、ブドウ糖は短時間で血糖値を上下させてしまう働きがあるため、好ましくありません。
低GI食品、例えばナッツ類が良いです。間食が欲しくなった時はナッツ類を摂取しましょう。
GI値とは、血糖値を上昇させるスピードを表す指標です。
最後に
判断力は消費されるもの、という考え方はあまりしたことがない人も多いではないかと思います。
確かによく考えてみれば、疲れている時は適当になったり、後日後悔するようなことをすることってよくありますよね。
今疲れているから判断力が足りてないかもな、と意識するだけでも慎重になることもあるでしょう。
ウィルパワーの存在を少し気にしながら過ごしてみてはいかがでしょうか。