日々意識することで無駄使いが減る。お金の有効な使い方を知りましょう!
物を買う時に、買うべきか我慢するべきか悩むことって結構ありますよね。
特に日用品ではない物は、懐の事情やタイミングなど、考慮することが多くてなかなか即決することは難しいです。
そして、これは本当に買っていいのかな?浪費じゃないかな?と迷うことも多いと思います。
そこで、浪費かどうかを判断する基準について書きました。
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投資と浪費を区別する
この記事での投資は、株を買ったりなどの話ではありません。
自分の将来にとって、意味のあるお金の使い方のことです。
健康維持のためにジムに通うための出費や将来就職したい業界の資格を取るために参考書を買ったりすることは、投資の分かりやすい例ですね。
反対に浪費とは、目先の一時的な欲望を満たすために発生する出費のことです。
収入に釣り合わないような洋服をたくさん買ったり、あとで冷静になった時に、別にどうしても欲しかったわけでもなかったな、と思ってしまうお金の使い方です。
よくやる失敗ですが、これには「双曲割引」という言葉が影響しています。
双曲割引とは何か
双曲割引とは、行動経済学に出てくる言葉で、「人は遠い将来のことよりも、近い将来のことを優先する」という心の動きのことです。
今、1万円もらえるのと、1か月後に1万5千円もらえるのを選べる場合、1万円を選ぶ人のほうが多いらしいです。
1万5千円のほうが価値があるのに、今もらえる1万円を選んでしまうのは、この双曲割引によって、近くにあるものの価値が高いと感じるからです。
この双曲割引のせいで、お金を正しく使えなくなることがあります。
双曲割引のせいで投資が浪費に
例えば今、自由に使えるお金を1万円もっているとします。
この1万円を使って自分の仕事に役にたちそうな知識を学べる参考書を買うとしたら、これは立派な投資です。
しかし、本を読んで知識を身につけるのに時間がかかります。
同じタイミングでもし、新作ゲームなどすぐに喜びを感じられそうなものがあると、そっちのほうに1万円を使ってしまうことが多くあります。
このように、双曲割引が邪魔をして、投資に使えたお金が浪費になってしまうのです。
浪費を減らすためには
浪費を減らすためには、
この出費は投資なのか、それとも浪費なのかを常に意識することです。
そして前提として、投資かどうかを判断するためには、自分が将来目指している道がわからないと難しいです。
何になりたいのか、何をやりたいのかがわからなければ、何にお金を使えば良いのかわかりませんよね。
人生で一番難しいことは、やりたいことを見つけることだ、とも言われています。
一度しかない人生をかけてまでしたいことは何か?
それが定まれば、きっと浪費を減らして投資を意識するようになれるでしょう。
参考文献
この記事は、メンタリストのDaigoさんの本、
「好き」を「お金」に変える心理学
を参考に書きました。
非常に読みやすくて、さくさく読めて勉強になる本です。
私は2回読み返しました。
今の仕事や将来の進路について参考になると思いますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。