初めてライブに行く時の注意点。これだけ知っていれば初心者でも大丈夫!
こんにちは、トウシロウです。
ライブに行ったことはないけど、ちょっと興味がある人向けにこの記事を書きました。
恥ずかしながら、私が初めてライブに行ったのは去年、29歳の夏です。
小さい時から人並みに音楽が好きでしたので、いつかは行ってみたいとは思っていたのですが、歳を重ねるのに比例して、ライブデビューするハードルも高くなってしまい、行けずじまいでした。
幸運なことに、去年はライブが好きな知り合いに誘って頂けて、初めてのライブを体験してきました。
行ったライブそのもののクオリティーが高かったのも一因かもしれませんが、感動は想定をはるかに超えました!
もし私のように、ライブに行ってみたかったのに、タイミングが合わずに、気づいたらハードルが高くなって行きづらくなってしまった人がいるならば、ぜひ今からでもチャレンジしてほしい。
私自身がライブに行く前に不安だった点や、実際に行ってから困った経験をまとめましたので、参考になれば幸いです。
私が行ったことあるのは、いきものがかりやMr.childrenといった超有名なアーティストの大規模なライブだけなので、ライブハウスとフェスの経験はありません。
ライブハウスとフェス特有の決まりごとなどを知りたい方は違うサイトを参考にしてください。
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ライブチケットの買い方
時系列で書いていきます。
行きたいライブが決まったら、まずはチケットを取るところからスタートです。
アーティストによりけりですが、人気アーティストほどチケットが取れないことがあります。
ファンクラブに入っていないと、抽選で当たることはほとんど稀な場合もあるようです。
とはいえ、抽選でも申し込まないと始まらないので、まずは正攻法で申し込みましょう。
ほとんどの場合、ライブをやるアーティストのホームページからチケットの申し込みが可能なので、ホームページをのぞいてみましょう。
チケット申し込み → 抽選 → 当選通知 → 料金振り込み → 確定
開催者側でやらないといけないことが多いため、開催日よりもかなり前に、チケット申し込みの締め切り日が設定されていることがあるので、注意が必要です。
抽選で無事当選すれば万々歳なのですが、問題は落選した時です。
ここで諦めるのにはまだ早い。
ライブ常連の人たちは、落選を見越して、複数の名義でチケット抽選に申込むため、何枚も当選してしまうことがあります。
そこで、余ったチケットを転売するので、スタジアムツアーのような大規模なツアーほどチケットが出回っています。
上のようなチケット売買サイトで、余ったチケットを出品している場合があるので、落選した場合はチェックしてみましょう。
チケット売買サイトでチケットを買ったほうが良いこともあります。
それは、席の位置がわかる場合があることです。
すべてのライブではないのですが、購入時に席を指定できない場合が多いです。
当選して、チケットが郵送されてきた時に初めて席がわかるので、あまり良い席ではないこともあります。
しかし、チケット売買サイトで買う場合は、すでに席が確定しているチケットを買えるので、良い席をゲットできる可能性があります。
もちろん良い席ほど定価よりは高めに売りに出されることが多いです。
ライブによっては、当日入場する時に席がわかる場合もあるので、あくまでもケースバイケースです。
先日、私が行ったミスチルのライブがそうでしたが、チケット売買サイトでも買えませんでした。売りには出ていたのですが、値段が高すぎていたり…
最終手段として、当日に現地に行ってからチケットを探しました。
7万人を集める大規模のライブでしたので、当日になって用事ができてしまって行けなくなった人や、余ったチケットをさばききれずにまだ余分に持っている人がいます。
その人たちがツイッターや掲示板などを使って、当日でも売りに出していることがあります。
開演してしまったらただの紙切れなので、定価で譲ってもらえる可能性が高いです。
もちろん賭けなので、事前にチケットを用意できればベストですが、どうしても諦めきれない場合は現地に行ってみましょう。
もし運悪く買えなかったとしても、それもまた良い思い出になるでしょう。
・まずは正攻法でホームページから申し込む
・抽選で外れてしまったらチケット売買サイトで入手
・ツイッターなどのSNSもフル活用
・当日に現地で探せば意外と買えるかも
ライブ会場までの交通手段に注意
自宅の近くに会場があることは少ないので、会場までの交通手段を決める必要があります。
電車で1時間といった近隣ならば特に気を付けることもないのですが、例えば福島から会場の横浜に行くとしたら、終電に間に合わない可能性が出てきます。
ライブの終了時間は明記されていないことが多く、だいたい3時間とか3時間半とか、そのアーテイストの今までのライブ実績から推測することになりますが、余裕をもった計画を立てましょう。
また、ライブ終了=帰れる、というわけではありません。
何万人が一斉に帰り始めると混雑して事故につながりますので、規制退場とよばれるルールがあります。
ライブが終了した後に、開催者が退場する順番を案内をするので、運が悪いと会場を出るので1時間以上かかることもあります。この時間も計算にいれないと電車に間に合わない可能性があります。
私がそうですが、電車よりも車で行ったほうが楽、という人もいると思います。
車で行く場合に注意をしなければいけないのは、なんといっても駐車場を確保できるかです。
会場によって、専用の駐車場があったりなかったり、近隣にコインパーキングがあったりなかったりと様々なので、事前の情報収集は不可欠です。
専用の駐車場があっても、確実に満車になるので、かなり早めに着くように計画を立てましょう。
また、満車だった場合のセカンドチョイスも決めておきましょう。
例えば、一つとなりの駅近くに駐車して、電車で現地に行く位の覚悟はしたほうが良いかもしれません。
私の体験談ですが、去年厚木市であった「いきものがかり」のライブに車で行きましたが、郊外に会場があったため、見事なまでにコインパーキングがありませんでした。
必死に探し回って、歩いて10分ほどの場所にスーパーを見つけて、申し訳ないと思いながら駐車場を借りました。
会場が特殊でしたのでレアケースですが、車で行く場合は駐車場の事前調査は絶対にしておきましょう。
なんとなるかなと思って行ったら、なんとかならないかもしれません。
・電車で行く場合は終電に注意
・車で行く場合は駐車場の事前調査は絶対に必要
・規制退場による遅れも想定しておく
ライブに必要な持ち物、おすすめグッズ
ライブに絶対に必要な持ち物は、チケット以外にはありません。
でも、あると便利な定番グッズがいくつあるのでご紹介します。
ライブに参加する大多数の人が買うグッズはツアーTシャツとタオルです。
上の画像は、去年行われた「いきものがかり」のツアーTシャツです。
いつのツアーかがわかるようにデザインされていますので、記念にも良いですね。
ツアーTシャツに着替えてライブに参加すると、一体感というか気分が盛り上がってきますので、初めてライブに行く時は特におすすめです。
また、Tシャツとセットでタオルも人気です。ライブによっては振り回したり、単純に汗を拭くのに必要なので、買っておくと便利です。
ライブ会場前にグッズ売り場が 設置されている場合がほとんどですが、混雑してて1時間待ちになることもあるので、開演時間までにゲットできるように余裕をもって会場に向かいましょう。
会場内の食事は禁止の場合は多いです。
また、スタジアムが会場で、アリーナ席の場合は、芝の保護の観点から、飲み物は水のみの場合がありますので、飲み物を持ち込む時は確認して買いましょう。
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ライブ会場内、ライブ中の注意点
いざ会場に入ると気分が盛り上がってきます。
そこで大事なことですが、上演中に会場内の撮影と録音は厳禁です。
上演前ならば写真を撮っても良いので、待っている間に撮っちゃいましょう。
ライブスタート前の会場内
「開場時間」と「開演時間」というのがありますが、「開場時間」は会場に入れる時間、「開演時間」はライブがスタートする時間です。
なので、「開演時間」の前に、会場に入れば間に合うわけですが、ギリギリに来る人も多いため、入口が混雑して入場に時間がかかる場合があるので、ある程度余裕をもって会場に入りましょう。
目安としては、「開演時間」の45分前に入口に並べば間に合うと思います。
ドームとスタジアムツアーの場合、アリーナ席とスタンド席があります。
両方とも椅子はついています。
スタンド席は野球場やサッカー場で観客が座る席のことで、アリーナ席はグランドの芝の上に席を設置してあります。
見やすさは位置それぞれなので何ともいえないのですが、アリーナ席は前方なら最高で、かなり後のほうだとアーテイストがまったく見えない場合もあります。
それに対してスタンド席は、上から見下ろす席が多いので、見えないということはないですが、そもそもが距離があるので、はっきりと見えない場合が多いです。
どうしてもアーテイストを見たいのなら、双眼鏡を持参するのも一つの手です。
アリーナ席から見るスタンド席
手拍子やアンコールなど、気になるライブのルール
初ライブで一番不安なのは、手拍子などのルールをまったく知らないことではないかと思います。
手拍子したり手を空につきだしたり、腕をゆらゆらして波を作ったり。
どのタイミングでどうすればいいのか、初めての時はまったくわかりません。
でも、意外と大丈夫なんです。
隣の真似をしていれば(笑)
多少遅れていたり、間違ったりしても、全体の人数が多いのでまったく目立ちません。
常連の中でも、この曲は手拍子するしないがあるので、意外と適当です。
人気があるアーテイストのライブほど初心者層も多く、ノリが悪いからといってコアのファンにいじめられるようなこともありませんので、自分のペースで徐々に慣れていけば良いです。
何曲か聴いてると自然に雰囲気の中に入れます。
私は、知らない人が多数いる場所は苦手なタイプですが、途中からまわりがまったく気にならなくなりましたので、慣れてしまえばどうってことはないです。
ずっと立っていたり、手拍子をしなければならないこともないので、休憩しながら自分のペースで楽しみましょう。
ずっと座っている人もぜんぜんいます。
あって当たり前になっているアンコールですが、ファンからのアンコールがなくても勝手に始まります(笑)
システムの良し悪しは置いといて、聴ける曲が多いのは嬉しいことです。
だいたいのパターンとして、
アーティストが、「今日はありがとうございましたー!」とライブの終了を告げます。
その後にアーティストが退場すると同時にライトが暗くなり、余韻に浸すような音楽が流れます。
そこで、常連のファンたちがアンコールをし始めて、2分くらい経つと音楽が徐々に大きくなり、ライトが明るくなってアーティストがステージに戻ってきます。
そこで少しおしゃべりして2,3曲歌ってくれます。
最後にもう一度アーテイストから感謝の言葉があって本当に終わりです。
ファンのほうで何かをしないといけないことはないので、ライブの一部として楽しみましょう。
ライブが終了したら、開催者が退場の案内を流しますので、指示に従って行動すれば大丈夫です。
お気をつけてお帰り下さい!
その他諸情報、まとめ
人気アーティストが開催するツアーは大きく分けると、ホールツアー、アリーナツアー、ドームツアー、スタジアムツアーとあります。
左から順に収容人数が増えていきます。
最大規模のスタジアムツアーになると、なんと一つの会場に1日7万人も動員できます。
先日行ったミスチルのスタジアムツアーは、土日で合わせて14万人動員するわけですから、すごすぎますね。
しかも、私のようにチケットに当たらなかった人もいますから(笑)
このように、ツアーによって動員人数が違うため、人気アーティストが小さい会場でライブをやる場合は、チケットの当選確率がかなり低くなります。
私はあまり経験がないので知人の感想になりますが、ホールツアーのような比較的小さい会場のほうが音の質が良いから、ライブのクオリティが高いそうです。
機会があったら是非行ってみたいですね。
以上、初心者である私の経験を踏まえて、ライブの気になることを紹介しました。
ざっくり言ってしまえば、
行ってしまえばなんとかなる、とりあえず行ってみよー!
歳を取ればとるほど、敷居が高くなると感じてしまいますが、意外となんとかなるものです。
ただし、アーティストによって激しさがぜんぜん違うみたいなので、最初は経験者と一緒に行けたら安心ですね。